HELLO! Jicafe STATION | 77.8MHz FM-JAGA 帯広・十勝 地域に根差したリスナーと共感できるFMラジオ局
JICA帯広研修員 - アーノルドさん & ビクター
今週は、ザンビア共和国(Republic of Zambia)をピックアップ!
<国の位置>
アフリカ南部に位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国。かつてはイギリス領北ローデシアであった地域である。内陸国であり、コンゴ民主共和国、タンザニア、マラウイ、モザンビーク、ジンバブエ、ナミビア、アンゴラの7つの国に接している。
首都はルサカ。
<面積>
752.614千平方キロメートル(日本の約2倍)
<人口>
1,293万人(2010年:世銀)
<民族>
ザンビアにはその広い国土の中に72の部族が点在している。主な部族は、北東部に多いベンバ族、東部州と首都ルサカに多いニャンジャ族、南部州のトンガ族、西部州のロジ族。昔から部族共存の意識が強く、部族間の交流がごく自然に行われ、文化をミックスしながら発展させてきた。異なる部族との結婚も多く、生まれてきた子供たちは新しい世代の新しいライフスタイルを作ってきている。ザンビアのスローガンは"One Zambia One Nation !"。各部族のバランスをはかりお互いが理解しあえる国づくりを進めている。
<言語>
72の民族が暮らすザンビアには、多くの言語が存在している。共通言語は英語であり、人々はその他に出身部族の言葉であるベンバ語、ニャンジァ語、トンガ語等を使う。そのため、ザンビアのポップミュージックの歌詞は、誰が聞いてもわかるように、1つの言葉だけではなく、英語やほかの言葉を混ぜている。
出典・参考:外務省HP、ザンビア大使館HP、ウィキペディアHP
今週のゲストは…
JICA研修員のアーノルドさん & ビクターさん
■よろしくお願いします、まずは普段普段話している言葉について教えてください。
アーノルドさん 以下ア)職場では公用語である英語を話します。
■ザンビアには72の部族が住んでいるということですが、アーノルドさんとビクターさんの部族を教えていただけますか?
ア)はい。ビクターさんはニャンジャ族で、私はベンバ族です。私は家族と話すとき、部族の言葉であるベンバ語を話します。
■ベンバ語のあいさつを教えてください。
アメリカの歴史の中で1826-1836の間に何が起こったのか
ア)こんにちは→モリシャニ
さようなら→シャレニポ
ありがとう→ナトテラ、トワトテラ、ナタシャ
「ありがとう」を二人に対して言う時トワトテラを使い、1人に対して言う時はナトテラと言い使い分けます。
■ビクターさんはニャンジャ族ということですが、家では何語を話しますか?
ビクターさん 以下ビ)家では英語とニャンジャ語を話します。 学校や新聞紙、テレビでは公用語である英語が使われています。
■ニャンジャ語の挨拶を教えてください。
ビ)こんにちは→ムリブアンジ
さようなら→ナエンダ
ありがとう→ズィコモ
■ザンビアでは英語とそれぞれの部族の言葉をどのように使い分けていますか?
ビ)話す内容によって英語を使ったり、部族の言葉を使ったりします。怒っている時や、悲しくて泣いてしまう時には英語ではなく自分たちの言葉を使います。
♪ダンディー・クレイジー「ドンチクベーバ」
ザンビアだけでなく、ケニアやガーナでも人気の歌手。
■ザンビアのどんな所が好きですか?
ア)ザンビアにはたくさんの国立公園があり、野生動物がいます。また、ザンビアの人々が家族のように助け合って、生活しているところが好きです。
■ザンビアを自慢してください!
ビ)ザンビアの人たちはとても親切で心が穏やかです。ザンビアには大自然があり、野生動物やビクトリアの滝があります。ビクトリアの滝はザンビアでもっとも有名な場所で、本当に巨大な滝です。
■観光客にオススメの観光というと?
ビ) ザンビアではたくさんのお祭りが行われます。「コンボカ」と呼ばれる儀式が一番有名です。
■「コンボカ」はどんな儀式ですか?
ア)ザンビアにはたくさんの部族がいて、それぞれの部族が自分たちの特別な儀式を行います。その儀式の中でロジ族によって行われるものが1番盛大なです。「コンボカ」とは浸水した場所から高原へ移ることを意味しています。
■「コンボカ」の儀式は伝統的なものですか?
死は瞬間である。
ビ)はい。ザンビアの西側に住んでいる部族「ロジ族」が行なっている儀式です。これには、ザンビアの気候が関係していて、雨季と乾季で住む場所を変えます。雨が降って、土地が水没してしまうため、部族の王は乾燥した高原に船で移動します。雨が止んで、溜まっていた水が引くと王はまた、栄養が豊富で、健康的な草が育つ元の場所に戻ります。この移動が華やかに行われるので、ザンビアやそれ以外の地域からもたくさんの人たちが見に来るんですよ。儀式では、ロジ族の人々と王が「ナリクワンダ」と呼ばれる大きなボート船を太鼓に合わせて漕ぎ、船の上で踊ったりします。
■ザンビアに旅行で行くならどの時期がオススメですか?
ア)4月が良いで� �ょう。雨期のあとの季節は、暑すぎず寒すぎず、帯広の人たちにとってはとても過ごしやすいと思います。
■ザンビアの料理について伺いましょう。アーノルドさんの好きなザンビア料理はなんですか?
ア)主食のシマが好きです。調理した牛肉や鳥肉、野菜と一緒にして手で食べます。
■生野菜とシマは一緒に食べないんですか?
ビ)はい。生野菜とシマの組み合わせは私たちとっては、何だか変な感じなんです。でもシマではなく、ご飯や芋を食べるときはサラダをつくるので、生野菜を食べます。シマのときは野菜にちょっと火を通します。
■朝はこれを食べるといった習慣はありますか?
ビ)家庭にも寄りますが、一般的に朝は、パンと紅茶・コーヒー、それからコーンフレークを食べます。お昼は シマか、ご飯、芋を食べます。夜も昼と同じです。
■ザンビアの人たちが好きなことは何かありますか?
ア)私自身ガーデニングが好きです。キャベツや野菜、トマトなど家庭で育ている人が多いです。
■ビクターさんも畑で野菜を育てたりしているんですか?
ビ)はい。アーノルドさんと同じです。野菜を育てたり、ガーデニングを楽しんだりしています。ガーデニング以外にザンビアの人たちはサッカーが本当に好きです。私もサッカーをするのが大好きです。
■アーノルドさんもサッカーしますか?
ア)プレーはしませんが、週末になると友だちと一緒に試合を見に行きます。
ビ)お酒を飲みながら試合を応援するのが私たちのスタイルなんですよ。
米国農場労働者の創始者は誰であった
■いいですね。他にザンビアではどんなことが流行っていますか?
ビ)最近「キッチンパーティー」と呼ばれるパーティーが女性たちの間で行われているようです。みんなそのパーティーに行くのが好きみたいです。
■「キッチンパーティー」はどんなパーティーですか?
ビ)週末になるといろんな場所で行われていて、女性だけが参加します。このパーティーはこれから結婚する女性のために開かれるもので、地域の人たちや、友達、親戚が彼女のために集まり、プレゼントをあげるんです。
■プレゼントはどんなものがありますか?
ア)料理用のコンロや、冷蔵庫、調理器具、フォークやスプーン、カップなどです。結婚する� ��性が新しい生活をすぐに始められるように手助けするんです。
■「キッチンパーティー」は女性しか参加できないんですか?
ビ)女性だけです。「キッチンパーティー」に参加して、結婚する女性にアドバイスするんです。「旦那さんにちゃんと料理を作ってあげるのよ。これもしてあれもして、いつも旦那さんを大切にするのよ。」と教えてあげるんです。
■ビクターさんとアーノルドさんのお仕事は何ですか?
ビ)二人とも獣医です。
■同じ場所で仕事をしているんですか?
ア)二人とも獣医なんですが、ビクターさんと私はそれぞれ別の大学で働いています。
■お二人は10月24日に帯広にいらっしゃたそうですが、ビクターさん、帯広の印象はいかがですか?
ビ)とても寒いです。それに静かな場所です。帯広の人たちはフレンドリーですね。
ア)帯広は静かでとても良い場所です。とっても寒いです。
■帯広に来て一番驚いたことは何ですか?
ア)ザンビアとの季候の違いですね。もちろん予想はしていましたが、ここまで違うとは思っていませんでした。
ビ)同じですね。ザンビアではこんなに寒くなりません。一番低い気温で10度くらい。10度は私たちにとって本当にとっても寒い気温です。
■ザンビアでJICAが行なっている活動について教えてください。
ビ)ザンビアでJICAは様々な活動をしています。例えば、私達二人が卒業した大学はJICAによって建てられました。これはJICAが行った活動の中でとても大きなプロジェクトのひとつです。その他に国の経済や教育、医療、農業の分野でもたくさんのプロジェクトを行なっています。
■お二人の研修コースはどんなコースですか?
ア)「国際獣疫対策上級専門家育成」というコースに参加しています。このコースはとても素晴らしいプログラムが組まれています。これまで色々な場所で勉強したことがありますが、帯広畜産大学は研究するのにとても良い場所だと思いました。とても施設が整っています。
■例えば、どんな事を勉強していますか?
ビ)分子を分析する技術を使 って、動物の病気を診断する方法について勉強をしています。
■帰国後、JICAの研修で学んだ事をどのように活かしたいですか?
ア)帯広での研修にとても期待しています。ここでしっかりと学び、ここで得た知識そして体験したことをザンビアに持ち帰り伝えていきたいと思います。
♪エグザイルの「ランダムネ」
■最後にメッセージをお願いします。
ア)新しい年になり、これから新しいことを学ぶのを楽しみにしています。
We are in the New Year. People are always looking forward to learn new things.
ビ)帯広のみなさん、是非野生の動物やヴィクトリアの滝を見にザンビアに来てください。私達が帯広に来て、忘れられない経験をしているように、みなさんも、ザンビアに来て、そんな思い出を作ってください。是非来てください!
We invite people from Obihiro to come and visit Zambia to see animals and Victorian falls. You will have good experience which you never forget in their lives just like we are coming to Obihiro and we will never forget this experience. We are inviting listeners also come to Zambia to see our country.
■ありがとうございました。
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