2012年3月15日木曜日

「ゲシュタポは日本で健在」 他 - 空

Rebranding Hate in the Age of Obama
With an African-American president and the economy in bad shape, extremist groups are trying to enter the mainstream―and they're having some success.

By Eve Conant | NEWSWEEK
Published Apr 25, 2009
From the magazine issue dated May 4, 2009

魚拓2

 当ブログでは白人至上主義者の記事なども紹介しているが、これはニューズウイークがその最近の台頭をうまくまとめたもの。とくに目新しいものはないが、オバマ大統領の時代に、こうした極端な団体が主流に食い込もうとしており、ある程度の成功を収めている、という。例えば、あるKKKの一派は、非暴力グリーンエネルギー女性の権利をうたうようになった。主流にくいこむ方策だね。もっとも、不法移民と服役黒人は自発的に祖国へ帰還すべし、などというチラシを配っている、という。ーーーまあ、日本でも左翼の過激派に国民はひいたように、右翼で過激な発言する人にも国民はついていけない、わけだ。
 もっとも、トーンダウンした団体もあれば、それを補うべく過激な発言や表現をする団体がでてくる、という。

Community cohesion is alive and well – no thanks to the government

 これは政府の出した報告を批判している。イギリス。報告によれば、イギリスのコミニティーはバラバラになってしまった、というが、そんなことはないぞ、という趣旨らしい。

 また、マイノリティーに対してというより、政府に対して怒っているんだ、という。

が、しかし、これ、みると、報告書の方が面白い。で、批判は強調点の違いにすぎないようにも思える。

Sources of resentment, and perceptions of ethnic
minorities among poor white people in England
Report compiled for the
NATIONAL COMMUNITY FORUM PDF
 で、これがその報告書
 イギリスにおける白人貧困層が憤慨する原因と、そのマイノリティーに対する見方。
 白人至上主義者のような過激な団体、反不法移民、反移民団体など、組織だったものではないが、普通のイギリスの白人労働者のマイノリティー、新参移民に対するとまどいや、憤りをすなおにまとめて、分析し、それに基づいて対策などを提案している。日本の中央・地方政府の役人などもぜひ読んでおいてほしい文献である。
 パラパラと前のほうから目についたところを拾うと、(翻訳ではない)


ここで、第二次世界大戦が行われました

 調査の対象になったのは、比較的単一白人文化圏で、二つはほとんど移民の受け入れの歴史がない町、一つは3割方が移民で構成される町、もう一つは最近ヨーロッパ系の移民が流入してきた町である。

 住宅状況や経済状況が最悪の地域で、士気は最低、移民などに対する不安が最高。

 マイノリティーへの言及が多いのは、住宅や、雇用、恩典、縄張り、文化などの財(resources)に対して競合がある場合である。

例えば、「かつては白人の町で、波風たてないようにして、新しい人も同じようにみなさい、そして受け入れてあげてください、っていわれて、しかも、家まで奪われるのよ」
 イギリスの住宅供給で、順番待ちというのはよく聞く。制度の詳細はわかならいが、その人の必要に応じて順番がきまるから、マイノリティーが優先される、ということだろう。しかし、必要に応じて、というところがよく説明されていない、ということだと思う。

 白人の老人が寒い部屋で過ごし、一生懸命働いて何もしてもらえない、シングルマザーはホステルで夜を過ごしているというのに 外国人は言い車にのって、大きな家にすんじゃってさっ!!てな感じの不満

 こうした、移民との統合の問題は地域の問題としてとらえられていない。

 自分たちが抱くイギリスや、白人の伝統が奇妙な外国文化、多文化主義により失われそれに対して連帯しようとする。

 といっても移民に対する態度は一様ではな� ��、無関心から、同情、もっと係わりたい、不安など様々である。

 政府に対する憤りもある。「別に人種差別主義者じゃないんだよ、しかし、大量移民に対処するインフラがないのに、移民ばっかうけいれるのはどうかね。」などいう意見

 自分たちでそこそそこしかやっていけないのに、外人に手間暇かけるなんておかしい。

 

 住宅供給の順番待ちはひどいもんだよ。早い順番とりたければ黒人か、外国人か、赤ん坊でも生まなくちゃいかんね。

 比較的少数の移民しかやってきてないのに、国家レベル移民問題として、そして地域の潜在的脅威として感じられる。
 「ガウンをまとった女性を商店街で見かけたらそりゃ2度みちゃうわよ。まだ、めずらしいのよ。」

「移民はどんな安い賃金でも長時間働くから、地域の賃金が低くなって、地元のひとの失業者が増えるらしいわ」


プレシディオは、単語をどういう意味ですか?

 あっちに行けばあっちの規則にしたがうんだから、こっちに来たらこっちのやりかたに従ってもらいたいね。

 移民が微笑んだり、頷いたり、移民と短い挨拶を交えるだけでも、自分たちの社会になじんできてくれている、と思われる。

 ある種の外国人は、「ありがとう」「どうぞ」なんてこともいわない。それはなじもうとしていないことだとみなされる。

 統合の過程は、移民が地元民のやり方をまなぶべきだ、という一方通行だと思われている。
 向こうにいけば、いま来ているような西洋の服を着ることもできない、こっちにきたらこっちのやり方を尊重すべきなのに、尊重しないで、イスラム法をイギリスに導入したいなどといっている。

 8時半以降白人禁止などと落書きされて白人がはいれそうもないアジア人の地域があったり、あるいは逆にアジア人がはいれそうもない地域があったり。

 他の国と同じように、先住民の面倒まずみてくれなくてはだめだよ。政府はけしからん。

 白人が有色人の悪口言ったら反人種差別法で人種差別主義者のレッテルを貼られる。白人とうまくやっていけないなら、そもそもこの国にはいってくるべきではないわ、とか、

 移民が補助金もらって、タクシーを購入したって話を聞いたよ、誰がきてもいいがね、奴ら� ��方がよくしてもらえると、反感も起きるというものだよ、とか、

 移民のせいで、イギリスの独自性(necessary national identity, Britishness)が失われ、それをなつかしむ声やら、あるが、しかし、

 肌の色などの表面の違いの底には中国人だろうがポーランド人だろうが、みんないっしょ、という人もおり、

 イギリス人だって、海外にでれば、イギリス人同士のコミニティーに作って固まっているから、同じだ、という人もいたり、

マスコミなどで、奴らは悪い奴らだ、云々と言われているのを真に受けず、難民は祖国でひどい目にあったんだ、といった同情を示すひともいたり、

 自分の世代ではむりだろうが、若い世代などは、交流が深まれば、彼等も我々の一人であり、我々も彼等の一人だってことがわかるようになる、と言う人もいたりする。

そこで、食事会やスポーツや音楽会など、人々が喜んで参加するようなイベントで交流を� �めたりすることが有効だろう。


"時昨日と今日は会うのか?"

 接触する機会が多ければ、態度も柔軟になってくる、という学説もあるが、しかし、態度が柔軟なひとが接触する機会を多く持つということもあり、ここらへんは、どちらともいえないが、しかし、とにかく地域の人々からいろいろな意見を聞き出すことが重要である。

Integration統合の意味も、移民が地元民のやり方に従うべき、と考える地元民が大半だが、しかし、それでは、一方通行の同化assimilationになってしまう。これも統合というのが何を意味すべきか、地域の人々が議論していくべきである。

 わりに移民の導入がはやかったイギリスでもいまだにいろいろ葛藤を抱えている。組織だって反移民、反不法移民に走らない普通の人々でも、やはり 、いまだに不安と好奇心の両義的な態度をもち、とまどいをもっている。
 移民と職業や福祉、あるいは、文化財を競合しあう関係にあうのは、貧困層の地元民の場合が多いから、彼等が、移民に対して反感をもつのは理解できよう。

Amnesty Intl May 24 Tokyo protest against Diet bills under deliberation to further police NJ residents

Posted by debito on April 29th, 2009
debito.org/?p=3100

センセの投稿。
こっちは逆に移民が先住民の制度にいかに反応しているか、実地によくわかる。
新しい外人カードが導入される。在留管理を厳しくするためだという。だから抗議デモしよう!という記事
なお、アメリカのGCの携帯義務については、GCの携帯義務とその運用を参照

コメント欄をのぞくと、(翻訳ではない)
で、


ICチップと管轄が変わっただけで、あまり変わらないじゃないか
、といったコメント。これは納得
Snowman Says:
April 29th, 2009 at 9:35 am
The Gestapo is alive and well and operating in Japan! I'll be glad when I finally get my Japanese passport and I can just forget about all this stuff.

 日本ではゲシュタポは健在で、活躍中?????
今まで故意がなく、たんに忘れただけだけなら、罰金はなかったが、それも変わる
?????
これ以前他の投稿でdebito.org/?p=3034#comments、以前から
携帯しない者とは、その取締る事柄の本質に鑑み故意に右証明書を携帯しないものばかりでなく、過失によりこれを携帯しないものをも包含する法意と解するのを相当

という判例が紹介されていたはずだが?

在日外人のためのハンドブックの著者たるセンセからの訂正はなしか?

こんなときには、在留資格を取り消される場合があります

*「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」の在留資格の場合 配偶者の別居、死亡の際には14日以内に報告しなければならない(但し、この件につき英文と日本文で内容が異なる。ーーー空)
外国人 妻が死亡しました
移民官 ご愁傷様です。日本から出て行って下さい。

??????


ICチップは遠隔読み取り可能だから、遠隔読み取りできなかった、という理由で警官が外国人を停止するようになる。
犯罪者に遠隔読み取りで身分証明を遠隔で読み取られて、自分の身分を偽造される。
貴重品は持ち歩かないほうがいいだろう。印鑑だってもちあるかないだろう、こんな大事な身分証持ち歩けってか?

?????

携帯義務について反対するのはいいが、妄想を逞しくしても説得力はない。
先のイギリスの白人の移民に対する悪感情が制度に関する正確な情報に基づいていないことに一因があると分析されていたように、、妄想ばかりしていても日本に対する悪感情を助長させるだけだろう。在日外人ハンドブックの著者のブログで、判例など承知で訂正できるにもかかわらず訂正もせず、妄想を助長させているのは、不可思議としかいいようがない。対立憎しみを煽っているのだろうか?

まあ、抗議デモ頑張って下さい。ゲシュタポにあったらよろしく。



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